【新型コロナウイルス『抗体検査』のお知らせ(5/25より受付を開始致します) 】過去の感染を調べるもので、診断のための抗原検査ではありません。まずは本文をよくお読み頂きました上でご検討下さい。
感染症に対する抗体は、感染やワクチン接種により体内で産生され、免疫に関わるものとして体内を巡回しその後の感染の際に病気からの回復を促進し重症化の軽減に関わるものです。新型コロナウイルスに対するワクチンがまだ存在しない現状においては抗体検査の陽性反応は過去の感染を意味するものとなります。
非常事態宣言が全国的に解除されてきており新型コロナウイルス感染の第一波も落ち着きつつある現在におきましても、心配は尽きず前回のお風邪の症状が新型コロナウイルス感染であったのではないかとなかなか心配が脳裏から離れずお困りの方もおられるかと思います。そのような方に対しては抗体検査が陰性であればその心配から解消されるのにお役に立つのではないかと考えまして今回新型コロナウイルス『抗体検査』を導入することと致しました。
【検査】採血検査
【費用】保険適応外検査(自由診療)となります。1回5000円(税込)のご負担でお受け頂けます。報告書は基本的には直接のお渡しとなりますが3営業日のお時間を頂けましたらお渡しが可能です。ご来院の回数を減らすべく電話でのご確認のみ(ご本人確認をさせて頂きます)やFAX(無料)でのご報告、報告書のご郵送(別途90円)もお受け致します。
【検査時期】随時。ただし、前回のお風邪に対する評価をご希望の際には、感染症を生じてから体内で十分な抗体が作られるためには2週間程度のお時間がかかりますので何らかの症状があったのち2週間以上が経過された時点での検査が推奨されます。
《重要》抗体検査で陽性と出た場合の解釈ですが、現在の異常な事態の収束には人口の60~70%以上に相当する人が抗体を獲得する事が必要と言われており、我々が置かれた現状が収束というゴールに対して今どの地点にいるかを把握し予測を立てていくための統計学的な資料としては非常に意味は大きいと思いますが、診断につなげられるかや重症化防止効果はあるのかなどの免疫反応や免疫獲得における臨床的意義はまだはっきりしていないのが実際で、他国で言われておりますような抗体検査陽性の結果がその方の安全や感染拡大に関与しない事を保障する新型コロナウイルスからの免罪符であるとする根拠にも乏しく、抗体検査の陽性の意味はまだ現時点では不明です。
ただ、あまり害のない検査かとは思いますのでご関心をお持ちの方ではもお受け頂いてもよいのではないかと思います。
ご希望の方は直接ご来院下さい。ご不明の方はまずはお電話にてご相談下さい。
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本年度のインフルエンザワクチン接種は1/31で終了致します。現在目立った流行はありませんがご希望の方はご連絡下さい。
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当院の感染対策への取り組みをご紹介致します
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1/17(日)午前診療を行います。
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1/11(月・祝)は急患センターへの出向のため診察が行えませんのでご注意下さい。
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インフルエンザワクチン接種はもうしばらく継続して行います。ご希望の方はご連絡下さい。
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1/4より通常診療を行います
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新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
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12/31から1/3は基本的に休診となりますが午前はかかりつけの方を主たる対象とした急な病状変化への対応を行いますのでご連絡下さい。医者一人での全対応のためチェック機能が手薄となってしまう事から診察状況によっては14日以内に県外移動をされた方は対応出来ない場合がありますのでご了承下さい。
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12/30は急患センターへの出向のため対応が出来ません。急な容態変化で診察が必要な方は公的医療機関へご相談をお願い致します。
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【年末年始の診療に関するお知らせ】12/30より1/3まで休診となりますが、12/31より1/3は9時より12時まで体調変化を生じた方への臨時診療を受付ます(12/30は急患センター出向のため対応はできません)。ご連絡を頂きましたら順次対応を行いますが、医師一人での全対応のため診察が行える人数や内容には大変制限がありますのでかかりつけの方を対象とした投薬を中心とした診療となります事をご了承下さい。