【インフルエンザワクチン接種のお知らせ】10月1日より接種を開始致します
各種接種補助の開始期間にあわせましてインフルエンザワクチン接種を10月1日より開始致します。
日本の流行状況の予想となる南半球では今年は例年より1-2ヵ月早くに最近の5年間では最も多くのインフルエンザ感染者数が報告されております日本でも同様の傾向となる事が予想されますので例年より早めの接種をお勧め致します。
第7波が収まってきた現在も、医療の質を何より大切に考え診療を行い精度の高い検査を提供している一部の施設の発熱対応は今なお逼迫しており当院でも診察をお受けしきれない方の数が減ったものの予約枠を越えた対応を行っていかなければならない状況が続いております。
この状況に新型コロナウイルスワクチン接種も継続となる中でインフルエンザワクチン接種も加わる事となり業務は完全な過負荷となるため発熱対応を縮小して対応するしかない状況ですが、当院の有する機能は対応が大変難しい病状の治療も可能としてきており当院でのみ行ってきている診療もあるため当院の果たす役割は大きく機能の維持は責務と考えております。
業務過負荷となる中で全ての診療を維持するためにはとにかく人や時間の分散を図るしか方法はなく、今年はインフルエンザワクチンは十分な流通がありどこも十分なワクチンの準備が可能な状況ですので、どこでも対応が可能なインフルエンザワクチン接種は場所の分散をとにかく考えて頂かなければならない状況にあります。
◯他にかかりつけ医を他にお持ちの方は、かかりつけがまだワクチンをお持ちと思われる少なくとも11月末日まではかかりつけ医の価格設定に関わらずとにかく接種はかかりつけ医にて受けて頂けますよう切にお願い致します。
皆さんのかかりつけ医がまだワクチンを所有しているにも関わらず他に動かれてしまいますと他の医療機関への業務負荷を来たし、他にかかりつけをお持ちでない方がワクチン接種が受ける場所がなくなり、医療機関はそれを補うためその他診療を縮小して対応しなければならなくなり、何より皆さんのかかりつけが休診であってお困りになられていても診療縮小を余儀なくされてしまえば皆さんの診察自体がお受けできない事につがなります。
12月になり当院かかりつけの方の接種がピークを過ぎましたら接種できていない方への接種にも着手して参りますし、例年1月になればほぼ予約なしでいつでも接種して頂ける状況にあり例年接種希望者がいなくなる最後まで対応を行ってきており必ず接種は受けられますので、今後発熱などを認めても当院で診察を受ける必要など一切ないという方でなければ、大変なリスクがあり対応が困難で基幹病院でしか行えていなかった事へも連携医療機関と情報共有を行いつつ誰一人感染者を出す事なく対応を可能にした施設機能を有する当院が果たすべき役割は大変大きいものと考え尽力してきておりますので、どこででも対応が可能なインフルエンザワクチン接種に関してはとにかくかかりつけ医を中心に考えて頂けますようお願い致します。
◯当院初診の方も接種受付は12月からとさせて頂きますのでご了承下さい。
◯当院かかりつけの方におかれましても時間の分散のため早めの接種とホームページよりネット予約を行って頂けますようお願い致します。
11月から12月中旬はインフルエンザワクチン接種が大変混雑致します。
この期間不定期にワクチン接種時間を拡大していく予定でおりますので時々予約の空きをご確認下さい。
◯当院にて慢性期疾患にて定期通院中の方、生後2か月目から定期のワクチン接種をお受けになっておられます児、65歳以上のご高齢の方、心臓や肺に重篤な疾患をお持ちになられておられる方、に対しましては当院ならびに医療機関の責務として優先的に接種を行って参りますが、これらの方々におかれましても時間の分散のためホームページよりネット予約を行ってみて頂けますようお願い致します。
これらの方々ではネット予約が困難な環境にある方や予約が取れないという方には窓口対応を致しますが(ご連絡の際には定期通院や生後2ヵ月目からのワクチン接種を受けておられる旨をお伝え下さい)、発熱のある方の電話対応に常に追われている状況にありますので対応が難しい場合が少なくなく対応が難しい状況が大変多いと思いますのでご了承下さい。
1日接種人数は一般診察への影響が大きくならないようギリギリの最大数を設定しておりますが、多少の待ち時間は容認するという意見が多いようでしたら1日接種人数を再検討させて頂きたいと思いますのでまたご意見をお聞かせ下さい。
【接種開始】2022年10月1日開始(2023年1月31日終了予定)
6ヵ月児から中学生まで及び妊婦への接種補助:令和4年10月1日より令和5年1月31日まで
65歳以上の高齢者への接種補助:令和4年10月20日より令和5年1月14日まで
【接種日】月曜から土曜の診療時間内
(以下のその他に該当する方々では日曜の接種もお受け致します)
接種状況により接種ピーク時期には不定期に診療時間以外にも接種を行なう予定です。
【費用】1回3000円(2回目3000円)
行政からの補助の対象の方は、児童と妊娠中の方は窓口負担無しで、65歳以上の方接種券に記載されておりますご負担額で接種を受けて頂けます。
未就学児の補助用紙は院内にありますのでお渡し致します。
【受付】ネット予約
朝6時に1週間先の予約枠が開くようになっております。
発熱外来への対応のためワクチン接種に関する電話対応は大変難しい状況にあります。
電話対応は御高齢の方などネット対応が困難な方や以下のその他に該当する方のみとさせて頂きます。
【その他】①当院にて定期投薬を受けておられる方、②当院にて2ヵ月時より定期のワクチン接種をうけておられる児、③65歳以上の御高齢の方、④心臓や肺に重篤な疾患をお持ちの方、に該当する方はかかりつけ病院として当院の健康管理の責務と人道的な観点より優先的に接種を行って参ります。
とにかく時間の分散を図らなければ破綻する診察が出てきてしまいますのでこれらに該当される方におかれましても可能な限りネット予約をお願い致します。
【付記】複数のご家族さまの接種をお受けになられたい方で同時刻の予約が取れない方は、時間はバラバラに予約をお取り頂いても時間を合わせ接種を行うように致しますので、当院が納入が可能なワクチンにも限りがあり接種人数の把握が必要なためとにかくどこかの時間に予約を入れて下さい。
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インフルエンザの方は週100人を越えており週30人で警報であることを考えて頂くとどういう状況にあるかご理解頂けるかと思います。それ以上に咳風邪はその3-4倍認めインフルエンザの多さが霞んでいます。コロナ陽性率も何気に増えてきており3重苦の状態となっており土曜午後、日曜は多分に発熱には対応しきれないと思います。自宅でのインフルエンザと新型コロナウイルスの同時検査キットを積極的に活用して下さい。今流行りの咳風邪を喘息と言われたりインフルエンザやコロナばかりに気を取られて取りこぼされて悪化してやってくる方があとを絶たず4重苦の状況で対応が追い付かなくなっていますので正しい診断や治療を受けて下さい。
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検査キット入手困難のため溶連菌、アデノウイルスの検査には対応できません。
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【インフルエンザの予防法】インフルエンザは呼吸とともに鼻腔や咽頭から体内に入り込み、気道粘膜に吸着して細胞内に侵入し、上気道から下気道、肺で急激に増殖していきます。マスクをしてうがいをして予防に努めるのはそのためですがうがいをこまめに行う事は時間的に難しいのが現実かと思います。インフルエンザウイルスは胃酸の中では生きられないため胃の中に飲み込んでしまうのも一手でこまめな水分摂取は現実的で予防としての有効性は非常に高いと思います。徹底した感染対策のためインフルエンザが流行している現在最も多くのインフルエンザの方への投薬を行っている状況でもインフルエンザの方は院内にはおられない状態にありますが当院では開院当初よりマスクの着用と定期的な水分摂取を一番の予防法として実践してきておりますが念のため今も続けています。
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咳風邪が大変猛威をふるっておりインフルエンザの発熱も少なくなく対応限界の状態が続いています。土曜午後は対応限界を越えてしまっており日曜を対応限界を越える事が予想されるため重症の方への対応を行うべく他で投薬を受けている平熱で咳が止まらない方は土曜午後から日曜の受診をお控え頂きかかりつけか平日にご相談下さい。
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今週当院にて発熱対応を行った方で今なお38度以上から解熱せず高熱が続いている方は11/23午前は対応を行いますのでご連絡下さい。
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インフルエンザワクチン接種が2回必要な児で1回目接種の方をまだ少なからず拝見致します。今年はワクチンの流通は大変良いのですが接種の時間が足りていません。接種のピークは過ぎているようにも感じられますのでもうしばらくしましたら1回目未接種の児に優先的に接種を行っていく時間を設けていく予定でおりますので今しばらく通常通り予約にて接種をお願い致します。本年も最後の一人の接種希望者への接種が終わるかワクチンの流通が止まるまで接種を行って参ります。
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咳止めがほぼ枯渇しています。特に成人では壊滅的です。溶連菌とアデノウイルスの検査キットも入荷せず発熱の評価ができなくなっています。治す事そのものは可能ですがこれらがないために症状の軽減や病状の把握が困難な方が出てきています。現在コロナは少なくインフルエンザも一般的には大流行という状況でもなく報道でもあまり取り上げられていないので気が緩みがちかと思いますが実際こちらではインフルエンザは警報レベルを越えており咽鼻咳風邪はその十数倍認めており非常に経過のよくない方も週何人か出ています。咳風邪が大変多く含まれインフルエンザの評価が重要となっている現在の感染状況では微熱で行う検査では評価そのものが困難でまたどれくらいの意味を持つのかも疑問で検査で評価を希望されるのでしたらしっかりとした全身症状や発熱が必要です。感染症は検査や治療以前に予防が何より重要で他の人にうつさない気配りが大切です。特に咳風邪が流行している状況においては色々な意見がありますが論文やアメリカ疾病予防管理センターからも報告されているように対人環境ではマスク着用は感染対策に大変有用だと思います。おそらく誰よりも感染者と対峙してきていると思いますがこれまで身につけてきた感染対策アイテムはマスクと手袋のみですが未だ感染を生じておらずマスクの有効性は実感しています。
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【溶連菌、アデノウイルス検査キットが入荷致しません】これらの流通も非常に悪くなっており入手困難となっております。インフルエンザや新型コロナウイルスの検査キットは流通は問題ありませんがこれらで陰性の乳児~低学年児童では溶連菌やアデノウイルス感染の関与が多くなっておりまもなく再び検査困難となります。ただアデノウイルスに関しては特別な治療はありませんし溶連菌に関しては抗生剤投与で対応できますので繊細な治療はできなくなり原因がわからず不安な日々を送られる事とはなりますが対応は可能です。検査キットの入手困難も数ヶ月前から既に始まっており今季はずっと続くように思いますので予防に努めて下さい。
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【咳止め薬がなくなっています】複数の薬局さんから咳止めの薬がなく対応に関するご連絡を大変多くお受け致します。報道でもありますように咳止めの薬の流通は非常に悪くなっており処方を受けられない方も出てきております。咳止め薬は無くても病気自体は治りますので心配はいりませんが辛い状況で経過される事になりますので何より予防に努めて下さい。
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【アデノウイルスと溶連菌の迅速検査の中止】検査キットが入荷せず溶連菌迅速検査は11/4(土)午後まで、アデノウイルス迅速検査は11/8(水)午後まで行えません。