【小児新型コロナワクチン接種に関しまして】6/9で当院での新規接種の受付は終了となります(その後6月末まで2回目接種のみ受付となり終了となります)
4回目の新型コロナワクチン接種の開始に関連した行政の方向性により6/9で当院での小児の新型コロナワクチン接種の新規受付は終了となります。
その後6月末まで2回目接種の方のみ受付を行い6月で当院での小児への接種は終了となります。
当院での接種が終了となるだけで希望者がいなくなるまで接種会場は何ヵ所か維持されるものと思われますので、ワクチン接種はどこで受けられても何ら変わるものではありませんので接種をご検討されておられる方は積極的に接種をお受け下さい。
ただ9月あたりまでを接種期間とされていたようには思いますがいつ終わりにされるのかはわかりませんので対象の方は8月~9月には高岡市のホームページを一度確認しておいて下さい。
小児の新型コロナワクチン接種枠は開始当初こそ予約が埋まっていましたが2-3週後には空きが出る状況でした。
全国的にも接種率は1-2割との報告がありこの辺りの接種率もそのくらいなのかとは思っています。
接種に慎重な理由をお伺いしてみましたところ、安全性がよくわからない事や親御さんや周りの成人の方が接種後の副反応が強かった事を言われる方が多かったのですが、成人のワクチンをそのまま転用しているのではなく小児用のワクチンを成人より少ない量で接種しているので熱を出したと受診された方は1人だけおられましたが重篤な副反応を呈した方はどなたもおられず、2回分のカロナールをお持ちの方で受診された方はどなたもおられませんでしたので、諸外国や厚労省のデータでも何例かの副反応の報告がある程度で副反応はあまり考慮しなくてよいのではないかと感じています。
一方効果に関しては成人には及ばないというデータはあるため、副反応が問題で接種されないのは根拠に乏しいと思いますが、効果を考えて接種しない事を選択されているならそういう判断もあるのかとは思います。
接種を悩んでおられる方には、成人は副反応は嫌だけれども効果を考えたら接種を選択、小児は効果は弱いかもしれないが副反応があまりないなら接種しておいた方がいいかもしれない、おそらくこれが各種データや実地からの解釈かと思われお伝えしていました。
今感染者は感染直後こそ辛そうですが普通に風邪薬を出して安静にして頂いているだけで軽快されている方がほとんどで特別な治療を要する方は見かけません。
その点から必要性を感じないので接種されないというのは一つの考えかと思いますし、やはり接種していない方は感染しやすさはあるのでご家庭に持ち込む媒体になると考えて接種しておくという考えや将来を見据えた準備との考えもあるかと思います。
情報社会においては根拠に乏しい情報や独創的な医療情報も少なくありませんし私の意見も単なる一つでしかありませんので、小児のワクチン接種に関してはこれで関わる事はないのかとも思われましたので是非とも皆さんにとって今後のご生活にメリットとなるであろう選択をされて頂きたいと思います。
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インフルエンザの方は週100人を越えており週30人で警報であることを考えて頂くとどういう状況にあるかご理解頂けるかと思います。それ以上に咳風邪はその3-4倍認めインフルエンザの多さが霞んでいます。コロナ陽性率も何気に増えてきており3重苦の状態となっており土曜午後、日曜は多分に発熱には対応しきれないと思います。自宅でのインフルエンザと新型コロナウイルスの同時検査キットを積極的に活用して下さい。今流行りの咳風邪を喘息と言われたりインフルエンザやコロナばかりに気を取られて取りこぼされて悪化してやってくる方があとを絶たず4重苦の状況で対応が追い付かなくなっていますので正しい診断や治療を受けて下さい。
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検査キット入手困難のため溶連菌、アデノウイルスの検査には対応できません。
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【インフルエンザの予防法】インフルエンザは呼吸とともに鼻腔や咽頭から体内に入り込み、気道粘膜に吸着して細胞内に侵入し、上気道から下気道、肺で急激に増殖していきます。マスクをしてうがいをして予防に努めるのはそのためですがうがいをこまめに行う事は時間的に難しいのが現実かと思います。インフルエンザウイルスは胃酸の中では生きられないため胃の中に飲み込んでしまうのも一手でこまめな水分摂取は現実的で予防としての有効性は非常に高いと思います。徹底した感染対策のためインフルエンザが流行している現在最も多くのインフルエンザの方への投薬を行っている状況でもインフルエンザの方は院内にはおられない状態にありますが当院では開院当初よりマスクの着用と定期的な水分摂取を一番の予防法として実践してきておりますが念のため今も続けています。
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咳風邪が大変猛威をふるっておりインフルエンザの発熱も少なくなく対応限界の状態が続いています。土曜午後は対応限界を越えてしまっており日曜を対応限界を越える事が予想されるため重症の方への対応を行うべく他で投薬を受けている平熱で咳が止まらない方は土曜午後から日曜の受診をお控え頂きかかりつけか平日にご相談下さい。
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今週当院にて発熱対応を行った方で今なお38度以上から解熱せず高熱が続いている方は11/23午前は対応を行いますのでご連絡下さい。
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インフルエンザワクチン接種が2回必要な児で1回目接種の方をまだ少なからず拝見致します。今年はワクチンの流通は大変良いのですが接種の時間が足りていません。接種のピークは過ぎているようにも感じられますのでもうしばらくしましたら1回目未接種の児に優先的に接種を行っていく時間を設けていく予定でおりますので今しばらく通常通り予約にて接種をお願い致します。本年も最後の一人の接種希望者への接種が終わるかワクチンの流通が止まるまで接種を行って参ります。
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咳止めがほぼ枯渇しています。特に成人では壊滅的です。溶連菌とアデノウイルスの検査キットも入荷せず発熱の評価ができなくなっています。治す事そのものは可能ですがこれらがないために症状の軽減や病状の把握が困難な方が出てきています。現在コロナは少なくインフルエンザも一般的には大流行という状況でもなく報道でもあまり取り上げられていないので気が緩みがちかと思いますが実際こちらではインフルエンザは警報レベルを越えており咽鼻咳風邪はその十数倍認めており非常に経過のよくない方も週何人か出ています。咳風邪が大変多く含まれインフルエンザの評価が重要となっている現在の感染状況では微熱で行う検査では評価そのものが困難でまたどれくらいの意味を持つのかも疑問で検査で評価を希望されるのでしたらしっかりとした全身症状や発熱が必要です。感染症は検査や治療以前に予防が何より重要で他の人にうつさない気配りが大切です。特に咳風邪が流行している状況においては色々な意見がありますが論文やアメリカ疾病予防管理センターからも報告されているように対人環境ではマスク着用は感染対策に大変有用だと思います。おそらく誰よりも感染者と対峙してきていると思いますがこれまで身につけてきた感染対策アイテムはマスクと手袋のみですが未だ感染を生じておらずマスクの有効性は実感しています。
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【溶連菌、アデノウイルス検査キットが入荷致しません】これらの流通も非常に悪くなっており入手困難となっております。インフルエンザや新型コロナウイルスの検査キットは流通は問題ありませんがこれらで陰性の乳児~低学年児童では溶連菌やアデノウイルス感染の関与が多くなっておりまもなく再び検査困難となります。ただアデノウイルスに関しては特別な治療はありませんし溶連菌に関しては抗生剤投与で対応できますので繊細な治療はできなくなり原因がわからず不安な日々を送られる事とはなりますが対応は可能です。検査キットの入手困難も数ヶ月前から既に始まっており今季はずっと続くように思いますので予防に努めて下さい。
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【咳止め薬がなくなっています】複数の薬局さんから咳止めの薬がなく対応に関するご連絡を大変多くお受け致します。報道でもありますように咳止めの薬の流通は非常に悪くなっており処方を受けられない方も出てきております。咳止め薬は無くても病気自体は治りますので心配はいりませんが辛い状況で経過される事になりますので何より予防に努めて下さい。
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【アデノウイルスと溶連菌の迅速検査の中止】検査キットが入荷せず溶連菌迅速検査は11/4(土)午後まで、アデノウイルス迅速検査は11/8(水)午後まで行えません。