【7/13よりCT検査を開始いたします】

癌の早期発見に寄与する医療を行いないとの思いで開業当初からずっとCTの導入を考えてきましたが今回CTの導入に至る事となりました。

CTはAquilion Lightning16列というもので、大病院のCTとは比べる事はできませんが、この規模ではかなりの高性能機種で、高位列数のCT機器との差は検査中の静止時間の長さだけの差で、常に動きのある心臓の冠動脈CTや息止めが上手く出来ない方での撮影画質の差は出る可能性はありますが診断能力そのものには高位列数のものと遜色はなく、皆さまの健康維持に多大に寄与してくれる最高の医療機器が加わったものと考えております。

診療所CTの最大のメリットは利便性だと思っておりますので皆さまのCT検査へのハードルを下げていけるように努めていきたいと考えております。

当院がこれまで最も大切にしてきたのがエビデンスやデータをベースとし自身の貴重な経験に基づく医療の質で、不十分な医療では治療に至る事はできませんのでどんな圧力があっても医療従事者としてやるべき事はこれまで徹底してやってきましたのでその点は今回も自分に嘘をつく事はできず、単純CT検査のみではやはりわからない疾患が多すぎるため造影CT検査は避けては通れないと思いましたので入院ベッドを有さない診療所においては大変なリスクとなりますが必要時は造影CT検査も行う事といたしました。

造影CT検査の最大の問題点はアレルギー反応です。造影剤アレルギーは誰にも起こさない事はまず不可能と思いますので、造影CT検査ではアレルギー反応を起こさないではなく起きた時に適切に対応できる事だと思います。

自身の救急経験は膨大ですしスタッフにも経験者が多く最大限に準備して行ないます。

最大の問題は自分のCT撮影経験の少なさだと感じています。

普通医師は撮影には関わりませんので医師で撮影経験のある者の方がレアケースですが、自分の若い頃は自分がCT撮影をしないといけない事もあったため頭部と胸部と腹部の単純CTくらいでしたが実は自分はそのレアケースですし、最近の機種は経験が無くても撮影はできるくらい高性能で、また遠隔読影により画像は必ず放射線専門医のチェックを受けますので、皆さまが自分に経験をさせて頂きそれを皆さまに高水準医療の提供として還元させて頂ければと考えております。

もう一つの問題が放射線被ばくの問題です。

当院ではお子さまの受診も少なくありませんが、小児は放射線への神経系や血液系の感受性が高く被ばくは生涯の腫瘍や血液疾患のリスクとなるため、CT検査は基本的には18歳以上で行なう検査だと考えております。

もちろん必要時にはお子さまにも行ないますが、お子さまでのCT検査の優先順位は最後くらいの低さで診療所で行う事はまず無いと思いますので、お子さまの将来を考えて親御さまにおかれましては冷静にご判断をお願いいたします。

ただただ心配が解消されないので検査を受けたいという方へも利用して頂いて結構だと思います。

ただ、保険診療のルールというものがありますのでそれに該当しない場合は健診として自由診療での検査をお願いいたします。

また成人といえ被ばくの問題がありますので、症状の訴えがたり受診された場合は毎月検査は出来るのですが毎月の繰り返し検査はご自身の健康被害の危険性がありますのでご自身への利益を考えて活用して頂けますようお願いいたします。

最後に造影剤の腎機能への影響です。

当院ではその場で腎機能検査が行えますので、造影CT検査を行う際には過去3ヶ月以内の腎機能検査結果をご持参頂くかデータがない場合は安全のため腎機能採血検査を必須とさせて頂きます。

利便性を考えればらレントゲン検査並みのその場検査がよいと思っておりますが、ワンオペでの運用となりますので瞬時にどれだけの事ができるかはやってみて考えていきたいと思います。

まずは胸部レントゲン検査の2次検査や過去に造影剤検査で問題のなかった方から安全に運用を開始できればと考えております。

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