CT検査を皆さまの身近なものとし活用して頂きやすくするための単純CT検査主導の運用に関しまして

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CT検査が診療に加わり2週間が経過いたしました。

非常に高い診断能力のもと今までは基幹病院にお願いせざるを得なかった病気の診断がその場で行う事かでき即座に治療方針の判断が出来る事は患者さまにとって非常に有益でこれ程までに診療の幅が広がるのかと実感しております。

CTを診療に組み込んだと考えた場合単純CT検査で十分な病態は2-3割程度と考えられ、これではせっかくの最高精度の医療機器を導入しても造影CT検査なしではその価値は半減してしまうと考えられたため造影CT検査は不可欠と判断し導入当初から準備を進めて参りました。

しかしながら、造影CT検査をワンオペの診療所で組み入れていく事でCT運用の難易度は格段に上がり、診療的にもまた造影検査には必ずアレルギー反応のリスクが伴うため患者さま側のハードルも高いものとなり、使って頂きにくい医療機器となってしまっている事も実感いたしました。

これまで検査を受けて頂いた方々の画像の解析からは、CT検査機器を自前で所有するという事は再構成された画像だけでなく生データから自在に再構成画像を抽出できるメリットを有しているため、解析の結果単純CT検査画像からでもかなりの情報が得られる事が実感されました。

これまで大変多くの方々の甲状腺エコー検査を行って参りましたが、約5%の方に精査が必要な腫瘍が見つかり約0.1%の方が悪性腫瘍の結果でした。

胸部や腹部CT検査でも同じような数の検査を行なえばこれらではもっと多くの方で精査が必要な画像が得られてくる事が予想され悪性腫瘍の早期拾い上げに役立てる事ができるものと考えておりますが、やはりCT検査をエコー検査なみに使いやすく多くの方々に利用して頂けるものにしなければ甲状腺エコー検査レベルの検出率にはならないものと思われ、皆さまに受け入れて頂きやすい検査にしていく事が何よりも先決と思われました。

そのためには、造影CT検査を含めた完璧な検査プランを始めから提示するのではなく造影CT検査はあくまでもオプションと考え、まずは全員に基本的に単純CT検査だけを受けて頂き、その中で異常が否定しきれない方に対して一緒に相談をしていきながら次に造影CT検査の計画を立てていく2段階方式を標準化する事で大変使って頂きやすいものになるのではないかと考えました。

ただ、膵臓疾患の精密検査や悪性疾患の精査のための全身CT検査では造影CT検査が無いと精度はかなり低下してしまいますのでこれだけは始めから造影CT検査を含めた撮影プランをご提示する事となるとは思います。

症状のあるや他の検査で異常所見のある方ではCT検査は保険適応となりますので、単純CT検査(造影CT検査)は3割負担の方で4500円(6500円)ほど、2割負担の方で3000円(4000円)ほど、1割負担の方なら1500円(2000円)ほどの窓口負担で検査が受けられます。

検診の追加項目として検査を受けて頂く事も可能です(単純CT検査:1部位につき10000円、造影CT検査:1部位につき15000円)。

医療の質にはこれからもこだわっていくつもりで精度を落とすとお伝えしているつもりは全くなく必要な場合は造影検査を行うべきとの考えに変わりはありませんが、造影CT検査が必要か否かの判断の土俵に乗って頂くためには何よりまずは単純CT検査を受けて頂く必要がごさいますので、頭部はMRI検査、甲状腺や乳房や婦人科疾患はエコー検査、胃や大腸は内視鏡検査と部位別に最適な検査は様々ですが、胸部や腹部症状に対してはCT検査は大変有用な検査となりますのでお困りの方はご相談下さい。

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